
「あああ、やっぱり転勤だ?っ」
家族全員でタメ息をついた、あの日。
なんとなくわかってはいたものの、いざ転勤となると本当に残念で。
この土地に越してきてから、やっと人に慣れ、土地に慣れ、
何も意識せず自由に動けるようになってきた矢先にこれか。
「仕方がないな、転勤族の運命だもんね」
そう思ってみようとしても、どうしても割り切れない。

道で会ったら、挨拶してくれるようになったママさん。
仏頂面で感じが悪いと思っていたのに、
いつの間にか仲良しになっていたクリーニング屋のおばさん。
子供を可愛がってくれて、会うたびに元気をくれた、
コンビニのパワフルな女性店員さん。
美容院なのに、心まで癒してくれた担当の美容師さん。
みんなみんな、さようなら。
大好きだったのに。
お友達となら離れてもメールで話ができるけど、
こういった人たちとはそうもいかない。
「今度、引っ越します」
「短い間だったけど、ありがとうございました」
「お元気で」
お世話になったスーパーや、
景色たちにもいっぱい挨拶をして越してきた。
転勤のすべてがイヤ!というわけじゃない。
だって転勤があったからこそ、あの土地に住めたんだもの。
でも誰に命令されるでもなく、
住みたいと思う場所に家族全員で落ち着きたい。
そうだ、せっかく転勤族なんだから、
いろんな土地や寮のいいところをチェックして、
家を買う時には最高の状況に住めるようにしておこう。
そう考えると、今までよりもうちょっと転勤も楽しいめる・・・、
ような気がしてきた。
write by 花
悩みのつぶやき | 2009/06/15

















