レーシックの手術当日(理事のレーシック体験談)
手術当日はそれほど緊張感もなく、早く視力が回復する感覚を、自分の体験として味わいたい。
その思いの方が強くて、手術が待ち遠しかったのです。他の人はどんな気持ちになっているのだろうか、などと考えながら。
クリニックに着くと、いよいよ手術の雰囲気が出てくるものなのですね。準備がだんだんと進んでいくと、手術をするにあたって髪の毛が邪魔にならないようにキャップをかぶります。女性がお風呂で使用するようなあれです。
これを看護師が被せてくれた瞬間から、何やら緊張している自分に気がつきました。
『なんや、なんや。えろう緊張しとるわ!』って感じ。
『俺は眼科医で、LASIKの安全性も、素晴らしさも、手術の工程も、使用する機材も、必要な薬品も、合併症も、周りのスタッフも全て知っとるのに、なんでこんな緊張せなあかんねん』
我を疑うと同時に、これが普通の患者さんであったらどんなに緊張することかと、改めて考えさせられたのです。
自分ほどLASIK(レーシック)に対して知識がある者でも、こうした緊張感を覚えるこの事実。
視力回復後の快適な生活の楽しみや期待感はあるものの、いざ手術という瞬間の、刻一刻と進む時間の流れの中では、やはりどんな人間であろうとも(医者であろうとなかろうとも)緊張することを実感したのです。
この貴重な体験は、手術を行う時に患者さんの立場に立って、医者は一体何をすべきかを本当に分かりやすく教えてくれたと思います。
まず手術は右目から。手術台の上に横になったときは、自分の身体が緊張のために硬直しているのがわかった。
右目の手術が始まるまでのこの瞬間が、一番緊張した時間でしたね。右眼の手術は、約5分ほどで終わったのです。この瞬間、ホッとした気分と同時に、妙な安心感を覚えたのです。医者としての自分に戻ったのか、一人の患者として片目の手術が簡単に終わったことによる安心からなのか、またその両方なのか分からないけれど、とにかく今までの緊張感が一気に無くなったのです。一種の脱力感という奴ですか…。
その後も手術は順調に進み、両眼とも無事に、痛みも無く(改めて実感)、十数分で手術完了!
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