映画「シザーハンズ」で心のストレッチ
今回は心に残るラブファンタジー「シザーハンズ」をご紹介します。
雪の舞うクリスマスの夜、暖かい暖炉のある部屋で、少女はベッドに寝かしつけている祖母に聞きます。
「どうして雪は降るの?」
祖母はにっこり笑って答えます。
「それに答えるには、まず手がハサミの男の話をしなくちゃねぇ」
◎あらすじ
エドワード(ジョニー・デップ)は、丘の上の屋敷に住む発明家(ヴィンセント・プライス)によって作られた人造人間。しかし、完成直前に博士が急死してしまい、両手がハサミのままこの世に残されてしまう。その後、丘の上の家で、孤独な生活を送っていた。ある日、化粧品のセールスで屋敷に訪ねてきたペグは、傷だらけの彼の姿を見て、自分の家に連れて帰る。
家の中へ通された彼は、部屋にあった写真に写っているペグの娘キム(ウィノナ・ライダー)に心奪われ、彼女に恋してしまうが・・・。
◎映画の感想
ティム・バートン監督の作品が好きで、よく観ます。新しい映画では「アリス・イン・ワンダーランド 」が公開中ですね。
中でも「シザーハンズ」は心に残る作品のひとつです。
一見、恐そうな風貌とは裏腹に、実はとても純粋で心優しいエドワード。映画が進んでいくうちに、彼のちょっとした仕草などからとても可愛く見えてくるから不思議!あの白塗りの表情の中で、喜び・嫉妬・悲しみなどがしっかりと伝わってくるのは、さすがジョニー・デップというところでしょうか。
両手のハサミを使って、庭木を美しく動物の形に刈ったり、奥さんたちの髪をカットするシーンがコミカルに描かれていて、思わず笑顔になります。また、暗い屋敷とは対照的な、カラフルな街並みがとても目を引きます。
最初は彼を嫌っていたキムも、彼の優しい心にだんだん思いを寄せてきます。でもハサミの手を持つ彼には、キムを抱きしめることも出来ない切なさ。でも、恋を知って、家族の暖かさを知った彼は、幸せだったのかもしれない。キムの為に氷を削って雪を降らせるシーンは、とても幻想的。
人気者に仕立て上げたのも人間なら、利用して陥れたり、誤解からエドワードを追い詰めたのも人間。優しい心を持った人もいるけど、人間の身勝手さも見えてくる。エドワードの深い悲しみを考えると、切なくなってきます。
若き日のジョニー・デップや、美しいウィノナ・ライダーにも注目!
「どうして雪は降るの?」
この映画を最後まで観ると、わかりますよ。
◎童話のようなファンタジー
「シザーハンズ」は、人の優しさや純粋な気持ちを思い出したい時におすすめの映画です。
童話のようなこの映画を、お子さんと一緒に鑑賞してみてはいかがでしょうか。
write by めぐ
映画で心のストレッチ | 2010/05/03


















